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  1. 小説・戯曲・映画、終戦直後の世界的話題作「八月十五夜の茶屋」とは何だったのか?

小説・戯曲・映画、終戦直後の世界的話題作「八月十五夜の茶屋」とは何だったのか?

小説・戯曲・映画、終戦直後の世界的話題作「八月十五夜の茶屋」とは何だったのか?
【第一部】映画(DVD)「八月十五夜の茶屋」上映 (123分)
  休憩
【第二部】シンポジウム
      「八月十五夜の茶屋」とは何だったのか?
     <パネリスト>
      大城 貞俊(作家)
      梓澤  登(翻訳家)
      宮城 晴美(女性史家)
      山里 孫存(映画監督)
      多嘉良カナ(舞踏家)
     <コーディネーター>
      宮城さつき(企画者・フリーアナウンサー)
     <総合進行>
      村上 佳子(那覇文化芸術劇場なはーと)


【あらすじ】舞台は終戦直後の沖縄の架空の村。沖縄に進駐して民主主義の思想を広めようとするアメリカ軍と沖縄住民との交流をユーモラスに描いた喜劇。








1954年4月21日 瑞慶覧劇場:琉球放送提供

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 又吉栄喜(芥川賞作家)

 1947年沖縄・浦添村(現浦添市)生まれ。
 琉球大学法文学部史学科卒業。
 1975年「海は蒼く」新沖縄文学賞佳作。
 1976年「カーニバル闘牛大会」琉球新報短編小説賞受賞。
 1977年「ジョージが射殺した猪」九州芸術祭文学賞最優秀賞受賞。
 1980年「ギンネム屋敷」すばる文学賞受賞。
 1996年「豚の報い」第114回芥川賞受賞。

 琉球新報短編小説賞、新沖縄文学賞、うらそえYA文芸賞などの選考委員を務める

【映画「八月十五夜の茶屋」に寄せて】
 沖縄人通訳「サキニ」(マーロン・ブランド)は愛嬌のある、憎めない笑みを終始浮かべている。後年のゴッドファーザーのマーロン・ブランドは別人ではないかと疑ってしまう。この不可思議な主人公はほかの登場人物にもシチュエーションにも物語自体にも藹々(あいあい)たる雰囲気を漂わせ、観客をどこか夢見心地にする。印象深い風景、風習。風物は「沖縄」をモチーフにしているようだが、ディテールは「沖縄離れ」している。占領、被占領の生々しく写実的な表現はないが、リアリズムを超えた強いメッセージが迫ってくる。「八月十五夜の茶屋」のパラドックスは「今の沖縄の現実」を浮き彫りにする。