公演・展示情報

  1. ブレヒト×沖縄芝居新作プロジェクト 2023-2025 沖縄芝居『花染小の美ら姉』

ブレヒト×沖縄芝居新作プロジェクト 2023-2025 沖縄芝居『花染小の美ら姉』

ブレヒト×沖縄芝居新作プロジェクト 2023-2025 沖縄芝居『花染小の美ら姉』

プロジェクト最終章!!いよいよブレヒトから生まれた沖縄芝居の新作を大劇場で上演します。

2023年度に林立騎による新翻訳の『ゼチュアンの善人』を演出家・新井章仁が構成・演出し、現代演劇の俳優たちによるリーディング公演を行いました。その公演から琉球芸能実演家の嘉数道彦が沖縄芝居の新作戯曲『花染小の美ら姉』を創作、2024年度には沖縄芝居の俳優による朗読劇として、なはーと小劇場で上演しました。そして、いよいよ沖縄芝居の本公演として、本作を初上演いたします。
那覇市民のみなさんが活躍するシーンも!?どうぞ、ご期待ください。

◇「ブレヒト×沖縄芝居新作プロジェクト」とは…

ドイツの劇作家・演出家のベルトルト・ブレヒトによる『ゼチュアンの善人』(1940年)を下敷きに、琉球芸能実演家で演出家の嘉数道彦氏による脚本・演出で「沖縄芝居」の新作として創作し、2025年度なはーと大劇場での上演を目指すものです。
第1段上演:2024年2月17日ブレヒト×沖縄芝居新作プロジェクト2023-2025 リーディング試演会『ゼチュアンの善人』@なはーと小劇場
第2段上演:2025年3月9日ブレヒト×沖縄芝居新作プロジェクト 2023-2025 朗読劇『花染小の美ら姉』@なはーと小劇場

あらすじ

渡地の浜辺。ユタアンマーは、神さまから宿を探すよう命じられたが、神々のみすぼらしい姿に村の者たちは誰ひとり宿を貸さず、困り果てていた。そこで、尾類のカミー小に相談すると快く受け入れ、神々も彼女の善良さを絶賛し、お礼にと大金を残して去っていった。そのお金を元手に、カミー小は「花染小」という店を始めるのだが…。

出演

カミー小/カナムイ:知念亜希
ユタアンマー:玉城 匠
神一・波の上の坊主:東江裕吉
神二・唐人:金城真次
神三・主ぬ前:宇座仁一
松金:宮城茂雄
松金の母:花岡尚子
マカテー:伊良波さゆき
ウトゥー:伊禮門 綾
ヒージャー小:知花小百合
糸満の青年:髙宮城実人



那覇市民出演者:石底あに加、内嶺有梨沙、大城和枝、木下美芸、島袋実有、高橋晶子、髙良 實、田中洋子、中川信子、増田裕子、宮城元子、山田一覇、渡瀬善久

地謡

歌三線:仲村逸夫 、玉城和樹、平良 大
箏:池間北斗
笛:入嵩西 諭
太鼓:久志大樹

日時

2025年12月14日[日]14:00開演
※開場は開演の30分前 ※終演後、トークを予定しております。 ※字幕表示がございます。

会場

大劇場

原作

ベルトルト・ブレヒト『ゼチュアンの善人』[翻訳:林 立騎・構成:新井 章仁]より

作・演出

嘉数 道彦 かかず・みちひこ
【プロフィール】
1979
年、沖縄県那覇市生まれ。幼少の頃より初代宮城能造・宮城能里に琉球舞踊を師事。宮城流能里乃会師範。沖縄タイムス社芸術選奨大賞受賞。第三十九回松尾芸能賞舞踊部門新人賞受賞。沖縄県立芸術大学在学中より新作組踊や新作沖縄芝居の脚本・演出を手がける。同大非常勤講師を経て、13 年~22 年3 月まで国立劇場おきなわ芸術監督を務める。現在、沖縄県立芸術大学琉球芸能専攻准教授。

振付

阿嘉 修 あか・おさむ

音楽

仲村 逸夫 なかむら・いつお

協力

沖縄芝居研究会

スタッフ

美術:猪股孝之 照明:真庭真一 音響:具志堅亜由美  衣装(神): あつらえ工房 康  字幕:コパン 舞台監督:大浜暢裕 バリアフリー字幕:渡久地準 字幕作成:比嘉啓和 宣伝美術:森田光則・テイ シシュン(GYOKU) 宣伝写真:大城洋平 制作:前西原祥子


★★なはーとグルっとまーい対象公演★★
ヒアリングループ託児サービス共通語字幕字幕サービス車いす席(限定6席・要申込)

このページについてのお問い合わせ

那覇文化芸術劇場なはーと
電話 098-861-7810[受付時間10:00~19:00※休館日(第1・第3月曜日)除く]
メール kikaku-nahart@city.naha.lg.jp