コラボレーション作家 NOM de GUERRE(ノム・デ・ゲール)
沖縄出身の松崎清乃とドイツ出身のヨナス・バイレによるアーティスト・デュオ。ベルリンを拠点に2022 年から共同制作を始め、ビデオ作品やインスタレーション作品を国内外で発表している。
誰も知らない誰かの小さな話に耳を傾け、目を凝らしてその人を見つめるとき、より大きな社会や歴史の輪郭が立ち現れる。その視点を出発点にインタビューを行い、それぞれの日常での出来事、生活のなかでふと目にした、にしたことを寄せ集め耳て混ぜ合わせ、互いの母語で共同執筆を行っている。二言語の翻訳を繰り返す中で生じる言葉のずれや欠落、ざらつきと向き合いながらもその手触りを残し、ドキュメンタリーとフィクションを行き来する一つの語りが、二人の作品となっている。
Takumi Motokawa(元川匠) 音の物理的な響きと先端テクノロジーの領域を統合するコンポーザー、ピアニスト、打楽器奏者、プロデューサー。クラシックピアノと打楽器で培った身体的感覚をベースに、人間的な音響体験とデジタル技術の自然な調和を探求している。ニュージーランドを代表するパーカッション・アンサンブル「Strike Percussion」で10年以上にわたり奏者・作曲家として第一線で活動し、音色とリズムの深層を探求。
その後10年間を過ごしたベルリンのエレクトロニック・シーンではShackletonとの「Tunes of Negation」やJepeとの「Battera」などの協働プロジェクトを通じ、アナログとデジタルの境界を自由に行き来する独自の音響表現を確立した。多様な現場で培った知見を軸に、近年はこれまでのプロジェクトをバックボーンに留めつつ、自身の純粋な表現空間の構築に注力。日常の背景に潜む音楽をひろい上げ、先端技術を用いて人間の身体感覚を拡張する体感型サウンド・インスタレーションを展開している。
【オープニングイベント出演アーティスト プロフィール】 Minami Deutsch(南ドイツ)
2014年に東京でKyotaro Miulaを中心に結成されたクラウトロック・バンド。反復するビート、サイケデリックなギター、ミニマル・テクノにも通じる推進力を融合させ、クラウトロックの実験精神を現代的なバンド・サウンドへと更新している。
これまでにKikagaku Moyoのメンバーが運営するレーベル、Guruguru Brainをはじめとする国内外のレーベルから数々の作品を発表。ヨーロッパ、北米、オーストラリア、アジアを巡るツアーを重ね、Roadburn Festival、Levitation、Meredith Music Festival、Desertfest、Fuzz Club Festなど、各地のフェスティバルにも出演してきた。元CANのDamo Suzukiとの共演や、Earthless、Blood Incantationらとのツアーでも注目を集め、国内ではOGRE YOU ASSHOLE、おとぼけビ~バ~を迎えた東京公演も開催している。世界各地で活動を続けながら、現在進行形のクラウトロックを鳴らしている。
Go Kurosawa
東京出身のマルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、そしてインディペンデント・レーベルGuruguru Brainを主宰するアーティスト。Kikagaku Moyo(幾何学模様)のドラマーとして世界各地で活動し、アメリカやオランダでの生活を経て、現在は福岡を拠点に活動している。ソロ・アーティストとしてもBig Ears FestivalやシアトルのKEXPに出演。各地のアーティストと出会い、共演しながら巡る独自のスタイルでツアーを続けている。